衣替えで失敗する人は、しまう前に「分ける」をやっていない|来年着るかを決める3つの基準

収納

衣替えを「入れ替える作業」だと思っていると、毎年少しずつ服が増えます。夏物を出して冬物をしまう。その往復を繰り返すだけなので、減る機会が一度も来ないからです。

そして翌年、同じことが起きます。ケースが足りなくなって買い足す。押入れが埋まる。奥のケースが取り出せなくなる。原因は収納用品の性能ではなく、しまう前に分けていないことにあります。

ただ「捨てましょう」と言われても手は動きません。判断が難しいからです。まだ着られる服を捨てる理由を自分で作らないといけないので、迷って、結局全部しまいます。

そこで基準を変えます。「捨てるか」ではなく「来年、これを出す日が来るか」で見る。この問いなら、服の良し悪しではなく自分の生活のほうを見て決められます。以下の3つが、その判断の分かれ目です。

来年、これを出す日は来るか

来年、
これを出す日は
来るか

1. 去年の同じ時期に、実際に着たか

「着られる」ではなく「着た」で見る。1年通して出番が無かった服は、来年も同じ場所に戻るだけ

2. 着る場面を1つ、具体的に言えるか

『どこかで使うかも』は場面ではない。通勤・親戚の集まり・雨の日など、名前が付く場面が要る

3. 同じ役割の服が、他に何着あるか

黒いカットソーが5枚あるなら、5枚目が来年出番を得る確率は低い。役割の重複で決める

分けたあとに、はじめてケースを選ぶ

順番が逆になりがちですが、収納ケースは最後に決めます。先にケースを買うと、その容量に合わせて「入るから残す」が始まるからです。容量が判断を上書きしてしまいます。

分け終わってから、残った量に合うものを買う。このとき見るのは奥行きと高さの2つだけです。押入れは奥行き約75cm、クローゼットは約55cmが多いので、同じケースが両方に合うとは限りません。買う前に測ってください。

「保留」の箱を1つだけ作る

それでも決めきれない服は必ず出ます。そこで無理に決めようとすると、衣替え自体が止まります。保留の箱を1つだけ用意して、そこに入れてください。ただし条件が2つあります。

  • 箱は1つまで。増やすと保留が保管になります
  • 箱に日付を書く。次の衣替えのとき、開けずに中身を思い出せなければ手放す

この「開けずに思い出せるか」が効きます。思い出せない服は、1年間なくても困らなかった服です。捨てる決断をしなくても、時間のほうが答えを出してくれます

今日やること

全部やろうとしないでください。1カテゴリだけ——トップスだけ、部屋着だけで十分です。迷った服を数枚、上のシートに書いてみる。3列が埋まらない服が何着あるかを見るだけで、来年のケースの数が変わります。

しまう前の仕分けシート(そのまま使えます)

しまう前の
仕分けシート

迷った服を1枚ずつ判断していくと時間がかかるので、部屋別のチェックリストも用意しています。

部屋別・断捨離チェックリスト99(kuralabのBOOTH)→

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