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食費を下げようとして、まず買い物の回数を減らす人が多いです。ところが冷蔵庫を開けると、同じ調味料が2本あったり、奥から賞味期限切れが出てきたりする。買いすぎているのではなく、あるのに見えていないだけ、ということが起きます。
二重買いは「うっかり」ではありません。奥に入った食材は、無いのと同じ扱いになるという構造の問題です。人は目に入らないものを在庫として数えられません。だから店で「たしか切らしていた気がする」と思って、もう1本買います。
これを解くのに、詰め方の工夫はあまり効きません。すき間なく詰めるほど奥が見えなくなるからです。効くのは逆方向、仕切って立てるほう。仕切ると1列ずつが手前から見えるので、在庫がそのまま視界に入ります。
ただし、仕切れば何でも良くなるわけではありません。以下の3つを満たさない仕切りは、かえって取り出しにくくなって使われなくなります。
詰めるほど、奥は無いのと同じになる

1. 庫内の奥行きに合っているか
短いと奥に空きができて、そこに物が落ちる。長すぎると入らない。買う前に奥行きを測る
2. 1列ずつ引き出せるか
手前をどかさないと奥が取れない形は、結局そのまま。1列を引き出せると在庫が一目で分かる
3. 丸洗いできるか
汁がこぼれる場所なので、洗えないものは使われなくなる。分解できるかまで見る
基準を満たす定番
薬とサプリ用として売られていますが、基準③(丸洗いできるか)を満たす小物ケース。冷蔵庫のドアポケットで、チューブ類を立てて分けるのに使える
仕切り付きで、そのまま基準②(1列ずつ引き出せるか)に当てはまる形。奥の物を取るのに手前をどかす必要がなく、庫内で1列だけ引き出せる
同じ仕切り付きの小さいサイズ。基準①(庫内の奥行きに合っているか)を測ってから、この小型と上の標準を使い分けると、すき間が出にくい
詰めるのをやめると、電気代の側も動く
冷蔵室は7割くらいで止めるほうが、結果的に食材が長持ちします。すき間なく詰めると冷気の通り道が塞がれ、庫内で温度のムラが出るからです。奥まで詰めた日ほど、手前の物が先に傷むことがあります。
※冷凍室は逆で、詰まっているほうが保冷が効きます。冷蔵室と冷凍室で考え方が反対になる点だけ覚えておくと迷いません。
「とりあえず野菜室」をやめる
行き先が決まっていない物の置き場になっている家が多い場所です。野菜室は深さがあるので、下の層が見えません。上に物が重なると、下から順に傷みます。
- 立てて入れる。横に寝かせて積むと、下が見えなくなる
- 使いかけだけの列を1つ作る。半分残った野菜がここに集まると、次に何を使うかが決まる
今日やること
買い物に行く前に、冷蔵庫を開けてスマホで1枚撮ってください。それだけで、店で「あったかな」と迷ったときに確認できます。仕切りを買うかどうかは、その写真を数回撮ってから決めても遅くありません。
冷蔵庫の寸法シート(そのまま使えます)

食費がどこで増えているかを月単位で見たい場合は、書き込むだけの家計簿テンプレートも用意しています。
※価格・レビュー件数は2026年8月27日時点の情報です。最新の価格は各商品ページでご確認ください。


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